グエムル ‐漢江の怪物‐
映画012
公開時期:2006年9月
出演:ソン・ガンホ
媒体:AmazonPrimeVideo
今話題のパラサイト-半地下の家族-を見て、とても面白かったのでポン・ジュノ監督制作の他作品も見てみようと思い、本作を見てみました。
(パラサイトで主演だったソン・ガンホが本作でも主演でした。
パラサイトのような大どんでん返しは全く無かったですが、ご飯がとても美味しそうでした。
◼️あらすじ(ネタバレなし)
とある研究施設が大量の化学廃棄物を漢江(韓国に流れる大きな川)に不正投棄した為に、異常発達した生物(グエムル)ができてしまう。
漢江沿いは多くの人で賑わっており、カンドゥは父親と娘のヒョンソと共に漢江沿いの小さな商店を営んでいる。
そこにグエムルが漢江から突如現れ、周りの人を次々に捕食し始めます。
娘のヒョンソも暴れるグエムルに連れ去られてしまいます。
カンドゥ達親子は、ヒョンソが死んだものと思い悲しみますが、実はヒョンソは生きており対岸の地下排水溝に閉じ込められています。
漢江にいた人々は政府により隔離され、漢江沿いへの立ち入りは禁止されます。
ヒョンソは賢い子供で、他に地下排水溝に閉じ込められている人間から携帯電話を奪いカンドゥに電話をします。
カンドゥはヒョンソが生きていることを知り家族と共にグエムルと戦い、ヒョンソを探し出そうとします。
サムネからも分かる通り巨大な怪物と戦う系ですが、このグエムルCGがリアルで相当キモイです。
ヌルヌルしていて歯がたくさん怪物は鉄板な組み合わせだと思うのですが、グエムルは俊敏なので怖さ倍増です。(動きが早いFFのモルボルみたいな感じ。
終盤に、グエムルがこれまで捕食した人間の骨をドバーッと吐くシーンがあるのですが、こっちまで吐きそうになってしまいました。
ただの「巨大怪物と戦うホラー」というわけではなく、新ウイルスが蔓延した韓国全体の大混乱ぶりが描かれており、「混乱すると真の目的忘れちゃうよね」というのと、今コロナでパニック状態の日本でも同じ感じなんだろうなという気持ちにさせられました。
あとは、、ポイ捨てはやめましょう★