インドアOLの暇つぶし日記

通勤の憂さを動画視聴で晴らす。インドアですが、旅行は好きです。

HOMIE KEI チカーノになった日本人

映画010

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公開時期:2019年4月
出演:KEI
媒体:Netflix

刑務所で服役した元ヤクザが、バブル当時にやんちゃしていた武勇伝を延々と自分語りするドキュメンタリー。
これからヤクザになろうという人たちにオススメのドキュメンタリーです!

◼️あらすじと感想

主演のKEIは、覚せい剤を大量に日本に輸入しようとしていたところをFBIのおとり捜査にかかり、アメリカの刑務所に送還されていたのですが、日本人はKEI一人しかいなく過酷な環境。しかし、KEIがこれまで日本でヤクザをする上で大切にしていた「仲間を大切にする」という信条と一致し、12年間の刑期を乗り越えたそうです。


アメリカの刑務所で12年間服役してた」ってのは凄いと思いますが、要は「一番権力を持っていたメキシコ系グループに認めてもらったから」なのですね。そりゃそうですよね。
ここらへんをもう少しきちんと聞きたかったのですが、ドガーンとかバーンとか殴ってやったみたいな発言が多すぎてあまりわからなかったのが残念でした覚せい剤はこういう脳に影響を及ぼしているのかアメリカ時代が長かったから日本語を忘れてしまったのか、元々頭が悪いのか。

KEIが昔行なった武勇伝的エピソードたち:
・「高級車買ってやるよ」とクラブの女の子に言うサラリーマンに本当に車を持っていき、買えないと言うサラリーマンに法外な手数料を要求
・隣で人が死ぬのが日常
・日本に初めてコカインを輸入
覚せい剤の輸入
・テレビに出るために小指カット
覚せい剤を使っていることを怒った母親を銃で3発撃つ

KEIが改心した後に行ったこと:
・渋谷でメキシコマフィアをアピールするクラブイベント
・メキシコマフィアのロゴを多用したヤンキーファッションブランドの立上
・タトゥーのお店開業
・メキシコ人の美人な奥さんと結婚
・出所したメキシコマフィアと再会してBBQ
・息子の周りの子供たちと海に入る
・困っている人たちの相談に乗る

 

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昔めっちゃ悪いことしたけど、今は、寂しい子供たちに手を差し伸べているから全部チャラ」ということが強調されているのですが、まだ悪いことやってるんじゃないかという気になりますね。
昔何百、何千の人を地獄に落としても、今十数人の子供に(アングラな方面で稼いだのであろう)私財を多少差し出せば無罪放免って、それでいいのでしょうか。